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角番センパイ
(一級建築士)
私は受験歴3年を経て合格をつかみ取った一級建築士です。
学科試験には通過したものの、製図試験に2度目落ちして角番に昇格!?
そこからメンタルを鍛え上げ、角番スピリッツで合格をつかみ取りました。
(今では、こっそりブログ活動中。)
私は”夢を諦めない受験生”たちを応援します!
角番に昇格してしまった方、角落ちからの復活を目指す方に向けて「役に立つ知恵や技術」を投稿していきます。

一級建築士|作図スピードを上げて、15分短縮する小手先のテクニック!

一級建築士|図面の描き方

一級建築士製図試験の特訓、お疲れさまです。

今年こそ、何としても試験に合格したいですよね?

試験の戦略は、作図の時間によって大きく影響します。

「図面を描きまくって、作図のスピードアップを追求する!」

・・とはいっても、なかなか思うようにペースが上がらないですよね?

そこで、作図のテンポを上げて最大「15分」短縮できる小手先のテクニックを紹介します。

残り「15分」の時間を絞り出し、一級建築士製図試験の「合格」をたぐり寄せましょう!

小手先テクニックに少しでも興味のある方は、ブックマークの追加をお願いします!

「まずは格好から

スタイリッシュ

「小手先の極みへ」

こんな人におすすめ!

  • 作図のテンポを速くしたい。
  • 作図時間をあと「15分」縮めたい。
  • 作図練習期間の身体の負担を減らしたい。

製図試験、スタート!

全力、フル回転作図!

時間がない!急いで急いで!

カチ、カチ、カチ・・

ダメだ!終わってしまう!

ダッシュ!ダッシュ!

止め!!これ以降の
書き込みは失格となります!

終わってしまった!
オイラの一年間が~💦

ギラギラ・・・

夢だった・・・
なんと恐ろしいことか?

「あと15分あれば、○○が出来たのに・・・」

そんな悔しい思いをしたことがありますでしょうか?

想像してみて下さい!

本試験において、”15分”の時間があれば何が出来ると思いますか?

目次

一級建築士|作図スピードをアップ、15分短縮して得られるもの

あと15分で出来ること

  • 文字がしっかり丁寧に書ける。
  • 什器や植栽の書き込みができる。
  • 最終チェックの時間が確保できる。

わずかな時間でも、その成果はメチャクチャ大きいですよね?

しかし、「15分」の短縮というのは近いように見えて、なかなか手の届かない目標です。

カチカチカチ・・・

あと15分欲しい💦
誰か時計を止めてくれ!

目標とする時間配分

エスキス記述作図チェック
合格!2.5h1h2.0h1h
タイムスケジュール

今のあなたはどの状況?

エスキス記述作図チェック
合格!2.5h1h2.0h1h
微妙?2.5h1h2.5h0.5h
不安・・2.5h1h3h終了
タイムスケジュール

製図試験の戦略は、「時間の戦略」でもあります。

残りわずか「15分」が、合否の明暗を分けることは言うまでもありません。

そして、得るものがある一方で「減らせるもの」もあるのです。

あと15分、
あと15分・・・

身体の負担が減る!

  • 腰を痛める。
  • 腱鞘炎になる。
  • 足腰に疲労が蓄積する。

これだけの持病持ちでは何をするにも、はかどりませんよね?

作図時間の短縮ができれば、身体の負担が減って「心のゆとり」が生まれるのです。

心にゆとり、心を静めよ。

本格的な時短は、こちらがオススメ!

一級建築士が紹介、作図スピードを上げる小手先のテクニック5選!

小手先のメニュー

  • 通り芯の引き方
  • 太い線の引き方
  • テンプレートの使い方
  • フリーハンドの手の使い方
  • ペンの持ち方で線を使い分ける

それでは、小手先のテクニックを5つ紹介していきます。

ここでお伝えすること

身体の使い方や姿勢を工夫して、最大「15分」の時間短縮を実現する。

「それだけのこと?」と些細なことに思うかもしれませんね。

しかし、作図はとても手数の多い作業なので「ちりも積もれば山となる」です。

わずかな動作の積み重ねが、作図時間に少しずつ影響してくるので、最後まで追求していきましょう!

小手先のテクニック1:通り芯の引き方

まずは腕を背中にまわして、サクッとストレッチです。

身体を柔らかくするには、肩や肘、手首などの関節をゆっくりと回す運動をしましょう。

身体の筋を伸ばしておくことで、肩こりや関節の痛みを和らげます。

通り芯のような長い直線を引くときは、ペン先のゴール地点を見ること。

そうすることで視野が広がり、身体と手は自然と進行方向に動くようになります。

(あくまでも、イメージの話です。)

長い直線を右に引くときは身体を右に倒し、左に引くときは身体も左に傾ける。

通り芯は薄い線なので、握力を加えず「シャーペンの重さだけ」で軽やかに引きましょう。

上半身に角度を付けて、利き手と一体的に動かすことで、切れ味の良い線を引くことが出来るのです。

このイメージを身体に取り込むことで、あなたも長い直線の名人になれるかもしれません!

小手先のテクニック1

線を右に引くときは身体を右に傾け、身体と手を一体的に使う。

小手先のテクニック2:太い線の引き方

壁ラインのような太い線は、意外と握力を消耗するもの。

太い線は「肘を支点に振り子のように」腕先だけを動かしてみましょう!

肘を支点に固定することで、筆圧を「無駄なくペン先へ伝える」事が出来るのです。

この動きを覚えることで、ストレスなく気持ちの良い太線がサクサク引けるようになります。

小手先のテクニック2

肘を支点に固定することで、筆圧を「無駄なくペン先へ」伝える。

小手先のテクニック3:テンプレートの使い方

柱を描くとき、梁を描くときにはテンプレートを使います。

こちらも機械的な動作でテンポよく、サクサク進めていきましょう!

柱を描くときは、座った姿勢のほうが身体は安定します。

一番奥にある( X4通り、X5通り)通り芯に手が届かない方は、立った姿勢で対応しましょう。

テンプレートを押えたまま、利き手側の「肘」を持ち上げましょう。

そうすることで、ペン先がテンプレートの穴に深くまで入り込みますよね?

肩こりで腕が上がらない方は、背中の肩甲骨から持ち上げるイメージで挑戦してみて下さい。

テンプレートで柱(梁)を描くフォームが決まれば、次は手もとの使い方です。

少しでも油断すると柱の角が取れて、いびつな形状の欠け柱が生成されてしまいますよね。

ペン先は手まえに向けて傾けるように、定規に当てます。

柱の□は手まえから「1」「2」、「3」に移るときに手首を少し回すのがコツ。

(利き手で腕時計の時間を見るときのような手首のまわし方)

その動作によって、ペン先がテンプレートの穴の角までしっかりと入るようになります。

小手先のテクニック3

利き手側の「肘」を持ち上げて、手首を回しながら柱を描き込む。

小手先のテクニック4:フリーハンドの手の使い方

さて、テンプレートを一度手放して身軽になりましょう。

ここからはフリーハンドのコツとなる身体の使い方を説明していきます。

フリーハンドによくあるクセ-1
フリーハンドによくあるクセ-2

線が膨らんでしまう人には、描き始めからグッと握り込むクセがあります。

フリーハンドできれいな線を引くためには、このクセを解消していきましょう。

綺麗な線の引き方
フリーハンドによくあるクセ-3

肩の力を抜いて、始めは「スーッと」緩く、徐々に筆圧を強めていきましょう。

線の終点のところで「グっと」止めることで、綺麗なフリーハンドの線が仕上がるのです。

フリーハンドによくあるクセ-6
コツ-1

タテ線を引くときには、手首を少しだけ浮かせてみましょう。

その動作によって「手首の下にゆとりができる」ため、線のずれが小さくなります。

小手先のテクニック4

始めは「スーッと」緩く、徐々に筆圧を強めていき、「グッ」と止める。

小手先のテクニック5:ペンの持ち方で線を使い分ける

最後はペンの持ち方による「小手先すぎる」テクニック。

いつもの持ち方と、文字入れなど細かい書き込みをする場合の持ち方の違いを示します。

いつもの持ち方
細かい描写は、ペン先に近い部分を持つ

文字入れなど細かい描写の書き込みをする場合は「ペン先に近い部分」を持つこと。

そうすることで、ペン先の小回りが利くようになり、細かい所が軽快に書き込めるようになります。

作図終盤に入って疲労がピークになったときの、手助けとなるコツなので覚えておきましょう。

小手先のテクニック5

細かい描写は「ペン先に近い部分」を持つことで、小回りが利くようになる。

作図スピードを上げる小手先のテクニック(まとめ)

小手先のテクニック

  • 通り芯の引き方
    • 線を右に引くときは身体を右に傾け、身体と手を一体的に使う。
  • 太い線の引き方
    • 肘を支点に固定することで、筆圧を「無駄なくペン先へ」伝える。
  • テンプレートの使い方
    • 利き手側の「肘」を持ち上げて、手首を回しながら柱を描き込む。
  • フリーハンドの手の使い方
    • 始めは「スーッと」緩く、徐々に筆圧を強めていき、「グッ」と止める。
  • ペンの持ち方で線を使い分ける
    • 細かい描写は「ペン先に近い部分」を持つことで、小回りが利くようになる。

目標とするもの

身体の使い方や姿勢を工夫して、最大「15分」の時間短縮を実現する。

5つのテクニック×(▲3分)=▲15分

それぞれの小手先のテクニックで「3分ずつ」短縮を目指しましょう!

作図スピードを上げる小手先のテクニックを紹介してきました。

手の動きのテンポが速くなると、モチベーションアップに繋がりますよね?

1,2,1,2
まずは身体づくり!

何をしてるの?
その筋力は必要ないよ。

「身体のフォームを改善して時間短縮を図る」

今年こそは、何としても試験に合格したいですよね?

製図試験の戦略は、作図の時間によって大きく影響するものです。

残り「15分」の時間を捻出し、一級建築士試験の「合格」をたぐり寄せましょう!

次の目標は2時間作図!

受験生へのメッセージ

一級建築士の決戦に向けて、毎日全力投球で猛特訓していることと思います。

平日は夜遅くまで机に向かい、朝は早起きして描いたりする日々の積み重ねです。

毎日の「失敗と改善」による反復練習の先にあるものでしか、成果は得られません。

苦しい日々の中で、スキルの上達や経験の蓄積が見えることで、夢の実現に近づくこと。

それを感じることが、高いモチベーションとなり、走り続ける原動力となるのです。

この難関試験は、あなたの夢を叶えるために与えられた試練と言えるでしょう。

最後の最後まで諦めさえしなければ、きっと運命も最後にあなたに味方するはずです!

もし諦めたら、
そこで試験終了ですよ!

センパイ・・
角番センパイ~ 😢

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