今日もまとまらない?
- エスキスを何度やっても完成しない。
- 資格学校を変えたのに、思うように結果が出ない。
- 解答例を見れば理解できるのに、初見の課題になると崩れてしまう。
一級建築士試験の登竜門となる製図試験、その中でも頭を悩ませるのがエスキスですよね。
「今のやり方、エスキスマニュアルに疑問を抱いている」
その原因はやり方(ハード面)ではなく、考え方(ソフト面)にあるのでは?
もし当てはまるなら、今回の記事はこれからの方針を決める”コンパス”となる内容です。


先に結論から言います。
エスキスが伸びない理由は、ハード面ではなく”ソフト面”にあります。
エスキスは単なるマニュアル作業ではありません。
マニュアルをトレースすれだけで、再現できる単純なものでもありません。
この記事では、エスキスの「ソフト面」と「ハード面」について、私の独断と偏見で語ります。
最近、一級建築士×AIの記事ばかりに寄ってますが、今回はAI抜きの”人間理論100%”で、お伝えしましょう。


「ハード面」


「エスキス」


「ソフト面」
こんな人におすすめ!
- やり方は覚えたのに結果が出ない人
- エスキスマニュアルに違和感を感じている人
- 課題の数をこなしているのに、成長が実感できない人



授業を始めますよ。
この記事のテーマは「エスキス」です。
パソコンの授業ではありません。



今日って何の授業?
当ブログでは「リベンジ合格を目指す方」に向けた、役立つ情報を発信していきます。


一級建築士(製図)エスキスがまとまらない。その本当の理由とは?


なぜ、エスキスが上達しないのか?
多くの受験生がつまずく理由は、真面目に言語化すると以下の通り。
それは、エスキスマニュアルの「ハード面ばかり真似している」からです。
- 上手い人のレイアウトだけを真似する。
- エスキスの一部(パーツ)だけをコピーする。
- 「解答例ありき」の手順・プロセスをトレースする。
しかし、それだけでは本質的な力(ソフト面)は身につきません。
もちろん、それも重要な事ではありますが、「目的」とリンクしていなければ、思考(ソフト面)が育たないからです。



今日はこれを覚えて下さい。
いろいろな課題を解く目的は、正解を当てることではなく「考え方を磨く」ことである。


エスキスのソフト面とハード面について


この記事は人間理論100%
エスキスの概念について、持論を述べさせていただきます。
パソコンには「ソフトウェア」と「ハードウェア」がありますよね?
エスキスにも見えない思考の核心と見える表面的な体裁という2つの顔があります。
この双方のフェーズ(側面)を理解し、統合させられるかが、あなたのエスキス力を決定づけるのです。



今回は座学です。
エスキスの2つのフェーズ(側面)を読み解く


ソフト面とは思考の設計図
目には見えない、しかし最も重要な思考プロセスそのもの。
敷地条件や課題条件を読み解き、頭の中で建物のイメージを展開していく。
課題文から建物の骨格をつくるための必要な情報を必要なタイミングで取り出し活用する。
・・・これが「ソフト面」です。



ソフト麺?


ハード面とは思考の可視化
頭の中のイメージを、機能図、ゾーニング、スパン割りとしてアウトプットするもの。
・・・これが「ハード面」です。
どんなに優れたスタイルでも、エスキスと思考が噛み合っていなければ、その機能を発揮できません。



ハード面



ハード麺・・
カタメンってこと?



授業中にラーメン食うな!




エスキスの闇、資格学校を変えても伸びない理由とは?
「やり方を変えたのに上手くいかない」
資格学校を変えたとき、多くの受験生はこう感じます。
「エスキスマニュアルがしっくり来ない」その原因はここにあります。
- ハード面(レイアウト・手順)は変わる。
- ソフト面(課題文の読み取り・考え方)は変わっていない。
これはつまり、「古いOSで新しいアプリを動かしている状態」といえるでしょう。


なぜ多くの受験生が壁にぶつかるのか?


ここで重要な事実をお伝えします。
資格学校を変えたとき、エスキスの構図やレイアウト(ハード面)は変わる。
しかし、あなたの思考パターン(ソフト面)が以前のままでは、新しいシステムは機能しません。
例えばN校からS校に資格学校を乗り換え、エスキスの構図やレイアウト(ハード面)が変わったとしても、そこに取り組む考え方(ソフト面)がN校の仕様のままだとエスキスは機能しないのです。



なぬ、聞き捨てならんな!



まあまあ、聞いてあげて下さい。


これは、新しいアプリを古いOSで動かそうとするようなもの。
指導者によってハード面が変わる場合は、ソフト面のアップデートが必要不可欠です。
私が強調したいのは「エスキスの手法を変えるだけでは、真のスキルは身につかない」ということ。



なぬ、聞き捨てならんな



まあまあ・・聞いてあげて(汗)
「100点を目指す人ほど落ちる?」
一見すると意外ですが、これは非常に重要なポイントです。
完璧主義の罠
- 1つの解答パターンを完璧に覚える。
- 1つの課題だけは完璧なプランを作れる。
これは、初学生の方が「合格プロセスを体感」するために必要なミッションといえるでしょう。
しかし、カリキュラムや模擬試験では必ず「未知の課題」が登場します。


つまり、再現性を追求できない。
ひとつの課題だけに100点満点の解き方を覚えても、他の課題での再現性がなければ効果がありません。
あなたが追い求めるものは、レールの引かれた100点満点のエスキスではなく、「どの課題に対しても60点~70点の解答ができる」土台づくりなのです。



う~ん。なるほど
ひとつ注意点
解答例ありきのエスキストレースが、間違っているわけではありません。
やっている事と「その目的」の理解が一致しているかどうか?・・これが重要なのです。
- 正:初めて覚えるとき「合格レベルを体感する」ために解答例のトレースをやる。
- 誤:試験課題に対応する「エスキス力を磨き上げる」ために解答例のトレースをやる。
これから、その点をエスキスの「ハード面とソフト面」の目で解説していきますので、お聞きください。
ソフト面を強化する「エスキス地獄からの脱出戦略」


多くの資格学校では、「解答例ありき」のプロセスでエスキスを教わります。
もちろん、初めてエスキスに取り組む初受験生にとっては、それが最良の指導法であるといえます。
初学生向け
- 作図を覚えるときは、同じ図面を繰り返し描き続けることで、作図要領を覚えるもの。
- エスキスを覚えるときは、同じ課題文・同じエスキス手順で、エスキス手法を覚えるもの。
その通り、初めて覚えるときは「同じものを繰り返しやることが、最短ルートである」のは事実です。



その通り!


しかし、これでは解答例を知らない初見の課題に直面したときには、その解き方の再現性が乏しく、実習を何度重ねても本質的なスキルにはたどり着きません。
つまり、作図もエスキスも、本質を追求するには、修羅場をくぐり抜ける必要があるのです。



・・・なるほど



これが戦闘力強化メニューです。
- 作図の安定感は、毎回異なる図面に挑戦することで、作図の本質を積み上げていく。
- エスキスの安定感は、毎回異なる課題に挑戦することで、エスキスの本質を積み上げていく。
この記事で、私が一番お伝えしたいこと
資格学校が与えてくれるのは、エスキスのハード面とソフト面の”チュートリアル”です。
初見の出題に対応するには数々の課題と対峙し、その都度修正を掛けながら積み上げていくこと。
失敗と改善の繰り返し(PDCAサイクル)により本質に近づき、安定したスキルへと結びつくのです。
- 計画:読み解くポイントを決める。
- 実行:実際にエスキスをやってみる。
- 検証:エスキス用紙の足跡を確認する。
- 改善:次の計画に向けて修正・改善する。



結局のところは、数の暴力だね。
いろいろな課題を解く目的は、正解を当てることではなく「考え方を磨く」ことである。


ソフト面を強化して、エスキスの景色を変える!
私自身、角番生として危機感を抱き、エスキスの”軸”を追求する研究に没頭しました。
「思考の積み重ね」によるエスキスでは、誰よりも「ソフト面の強化」に力を注いできました。
ソフト面を強化することで、「エスキスの手法を変えずに、エスキスの力を飛躍的に高める」ことも、可能になるのです。
・・そのときには、あなたの見える景色は格段に変わっているはず!



よし、やろう!
エスキスの壁をぶち破ってやる!




エスキスの本質は「色々な課題を解く」=「引き出しを備える」ではない。





もう少し、言わせて下さい。
エスキスの引き出しとは?
多くの課題数を解くと、「引き出しが増える」から有利と考えがち。
その考え方、その取り組み方は「半分正解で、半分間違い」
もちろん、引き出しは増えますが、そんなにバリエーションが必要でしょうか?



パタンを色々覚えても、管理が大変だよね?





エスキス攻略の方針です。
本当に狙うべきは、単なるパターンの蓄積ではありません。
大切なのは、どの課題にも通用する“考え方の軸”を身につけること。
そのためにこそ、資格学校で「色々な課題に取り組む意味」があるのです。
ここが、最も重要ポイント!
オーソドックス(正統派)を極めるために、色々な課題と対峙すること。
例えば?
- 条件の優先順位をどう考えるか?
- 周辺環境をどのように生かせるか?
- 空間構成4要素をどのように守るか?
こうした「普遍的な判断基準」を磨くことこそが、本当の目的といえるでしょう。


つまり、課題を解くたびにやるべきこと
「この課題の正解を覚えること」ではなく「オーソドックスをどう対応したか?」を読み取ること。
・・・ここに、エスキスの本質があります。
それが、どの課題にも通用する、“オーソドックスな勝ち方”に繋がるのです。
オーソドックスな勝ち方とは?
- 奇をてらわない。
- 条件を確実に捉える。
- 破綻しない構成をつくる。
・・要するに「引き出しを使わないこと」もオーソドックスな選択のひとつなのです。


そして、この思考は特定の課題に依存しません。
どんな出題でも応用できる、再現性のある思考力(ソフト面)になります。
単なる経験値稼ぎではなく「ブレない思考の軸をつくる」ための訓練ともいえるでしょう。
いろいろな課題を解く目的は、正解を当てることではなく「考え方を磨く」ことである。


「課題数をこなすことが目的になってませんか?」
今一度、自分の学習の向き合い方を見直してみてください。
視点が変われば、同じ課題でも得られる学びは大きく変わるのです。


ひとつ注意点
私は、色々な課題に取り組むことに異議を唱えるわけではありません。
- 正:エスキスの「考える軸を強化する」ために色々な課題に挑戦する。
- 誤:試験課題の解答例の「引き出しの数を増やす」ために色々な課題に挑戦する。
やっている事と「その目的」の理解が一致しているかどうか?・・これが本当に重要なのです。



今日の授業は、そういうことです。


予防線
注意点:ここまでお伝えした内容は「私自身の主観」として留めておいて下さい。
当ブログでは「リベンジ合格を目指す方」に向けた、役立つ情報を発信していきます。


一級建築士(製図)エスキスがまとまらない。その本当の理由とは?
(まとめ)
エスキスの本質とは?
- 「色々な課題を解く」=「引き出しを備える」ではない。
- オーソドックス(正統派)を極めるために、色々な課題と対峙すること。
- その課題の正解を覚えることではなく「オーソドックスをどう対応したか?」を読み取る。
チェック1:解答例のトレースの意味とは?
- 正:初めて覚えるとき「合格レベルを体感する」ために解答例のトレースをやる。
- 誤:試験課題に対応する「エスキス力を磨き上げる」ために解答例のトレースをやる。
チェック2:色々な課題を解く本当の意味とは?
- 正:エスキスの「考える軸を強化する」ために色々な課題に挑戦する。
- 誤:試験課題の解答例の「引き出しの数を増やす」ために色々な課題に挑戦する。
いろいろな課題を解く目的は、正解を当てることではなく「考え方を磨く」ことである。
初心者メニュー
- 作図を覚えるときは、同じ図面を繰り返し描き続けることで、作図要領を覚える。
- エスキスを覚えるときは、同じ課題文・同じエスキス手順で、エスキス手法を覚える。
戦闘力強化メニュー
- 作図の安定感は、毎回異なる図面に挑戦することで、作図の本質を積み上げていく。
- エスキスの安定感は、毎回異なる課題に挑戦することで、エスキスの本質を積み上げていく。
ここまで読んでいただいた方へ
- ソフト面(考え方)
- ハード面(作り方)
あなたのエスキスは今、どちらに偏っていますか?
もし、「やり方ばかり追っている」と感じたなら、今日から一つだけ変えてみてください。
エスキスを始めるまえに、「今日はどの検討を意識するか?」を一つだけ決めてみてください。
それだけで、あなたのエスキスは、“単なる数をこなす作業”から“意志の宿る訓練”に変わるのです。


「考えながら解くことを意識する」
エスキスの途中で、タイムウォッチを止めても構いません。
「時間を止めて、自分と対話すること」それだけで、見える景色は確実に変わります。



よーし!授業を始めるぞい!



先生、チャック空いてますよ。
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