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角番センパイ
(一級建築士)
私は受験歴3年を経て合格をつかみ取った一級建築士です。
学科試験には通過したものの、製図試験に2度目落ちして角番に昇格!?
そこからメンタルを鍛え上げ、角番スピリッツで合格をつかみ取りました。
(今では、こっそりブログ活動中。)
私は”夢を諦めない受験生”たちを応援します!
角番に昇格してしまった方、角落ちからの復活を目指す方に向けて「役に立つ知恵や技術」を投稿していきます。

一級建築士|おすすめ過去問題集6選(日建学院・総合資格)特徴と使い方も紹介!

一級建築士:おすすめ過去問題集6選(日建学院、総合資格)

一級建築士を目指すには過去問題集から敵を知ること。

その足で書店に向かったけど、問題集のバリエーションがあり過ぎて選べない。

日建学院と総合資格のどれがおすすめ?と迷っている方へ。

それぞれの過去問題集の特徴とレイアウト、選び方まで紹介します。

夢を叶えるための大事な買い物、問題集選びで失敗したくはないですよね?

この記事を読んでいただければ、過去問題集を買うことに迷いはありません!

記事に少しでも興味のある方は、ブックマークの追加をお願いします!

過去問題集

見開きイメージ付き

過去問題集

「タイプ別」に紹介

過去問題集

その使い方も紹介

こんな人におすすめ!

  • 過去問題集をやったことがない
  • 過去問題集選びで失敗したくない
  • 過去問題集が分厚くて手が出せない

「過去問を制する者は試験を制する」この一言に尽きます。

その理由は、資格試験で問われる知識の基礎は過去問題集の中にすべて詰まっているからです。

試験を制するには、わかりやすい参考書や読みやすいテキストよりも、過去問題集から実践を通して学ぶことが、はるかに近道といえるでしょう。

一級建築士試験に合格した私が、過去問題集をやったことがない人にも分かりやすい「問題集の選び方」を紹介していきます!

目次

一級建築士を目指すなら過去問題集からマスターしよう!

学校で習った勉強法は?

  • テキストを用いた座学から情報をインプットする。
  • その後に過去問題を通じて覚えた知識をアウトプットする。

そのスタイルが皆さんにとっては、学生時代から染みついていることでしょう。

しかし、受験の中で発揮される知識というのはテキストの中身ではなく、過去問題から学んだ記憶がほとんどではありませんか?

結局は過去問題をどれだけやり込んだか?・・・これがモノをいいます。

勉強は過去問題集をメインとしてテキストや参考書は”辞書代わり”として活用するのも良いでしょう。

そのことをお伝えしたうえで、過去問題集から始める趣旨となるものを3つ紹介します。

  • 過去問から難しさの見える化、具体化、目的化をする。
  • 過去問から攻めるべき部分と捨ててもよい部分が明確になる。
  • 過去問から本試験に必要な知識が、経験値として身につく。

過去問から難しさの見える化、具体化、目的化をする

ご存知の通り、一級建築士は非常にハードルの高い国家試験です。

そのうえで、過去問題集は「試験の理解と対策」に必要不可欠なツールといえます。

「何のために過去問題集を活用するのか?」

その目的について、次の3つの視点から紐解いていきましょう。

・見える化

過去問題集から始めることで「何をどれくらい覚えなければならないか?」が見えてくるはず。

一級建築士試験の幅広い範囲と、その密度が具体的に把握できるようになります。

(それでも大丈夫、ここで挫折することはありません。)

・具体化

目のまえの問題を解決するために、思考力を駆使することで分かること。

「どんなことに行き詰まり、どのように理解できていないのか?」

過去問と向き合うことで、自分の弱点や課題といったものが具体的になるでしょう。

・目的化

過去問を活用することで、弱いところが具体的な形として見えてきます。

その対策をするに当たって、テキストや参考書を調べる目的も明確になるはず。

「知る目的」が、はっきりした中で調べることによって、知識の入り方がスムーズになり、疑問を解明するために”自ら進んで行動する”習慣が身につくのです。

過去問から攻めるべき部分と捨ててもよい部分が明確になる

「過去問題集は中身を全て覚えなければいけない」

問題集が分厚くて手が出せない人は、そのように思い込んではいませんか?

中身をすべて覚える?・・・そこまでやる必要はありません。

過去問から始めることで、頻繁に出題されている問題と単発でしか出されていない問題が分かるはず。

数多くある問題の中から、必ず攻略しなければならない分野に優先順位を決めることが出来るようになります。

分厚い問題集を目のまえにしても、その中身すべてを覚える必要はないことがお分かりいただけるでしょうか?

過去問から本試験に必要な知識が、経験値として身につく

どんなことも経験に勝るものはありません。

例えば、スマホの使い方は自分で操作しながら覚える人が多いでよね?

マニュアルから読み始めて丸覚えした人などほどんどいないと思います。

操作してみることで、反応を見たり失敗を重ねたりして覚えていくもの。

自分で検索して調べたりして解決することにより”生きた知識”が身につくわけです。

資格勉強のインプットも、その例えと同じこと。

習得するためには、過去問を通して問題に触れながら成功や失敗の経験として覚えていくものです。

その積み重ねによって、経験として覚えたことは自分にとっての”生きた知識”となるでしょう。

「覚えた知識」と「経験したこと」の両方が結びつくことで、記憶はより強いものとなり、時間が経っても忘れることはありません。

知識と経験

まとめ

  • 難しさの見える化、具体化、目的化をする。
  • 覚えるべきことに優先する分野と捨てる部分を決める。
  • 丸覚えの知識だけでなく成功や失敗の経験値として身につける。

過去問題集の経験値 + テキストや参考書を調べた情報 = 「生きた知識」

過去問題集を正しく活用して、生きた知識をひとつでも多く蓄えていきましょう。

ここから先は、本題となる過去問題集の選び方をお伝えしていきます。

一級建築士、過去問題集のタイプ分け / おすすめの使い方

スクロールできます
掲載方式
分野別タイプ各分野ごとに連続して掲載★☆☆
年度別タイプ本試験と同じ順番で出題して掲載★★☆
集約型タイプ要点を集約したテキストと〇✕問題が掲載★★★
過去問題集のタイプ分け

分野別タイプ(難易度★☆☆)

(例)科目:環境・設備の場合(ページ →)

スクロールできます
換気分野伝熱分野音響分野
掲載順各年度から出題各年度から出題各年度から出題
分野別タイプ

分野ごとに各年度から”複数の問題が連続”して掲載されているもの。

このタイプは左 / 右・見開きのレイアウトになっていることが多いです。

左ページ

問題文

右ページ

解答・解説

問題を解いた後すぐに見開きの解説と突き合わせて確認できるので、感覚的に使いやすいといえるでしょう。

それぞれの分野の中で、類似問題を反復して解くことがルーティンになるので、分野ごとに個別に集中して勉強することが出来るようにます。

  • すきま時間に一分野だけ解く
  • 調子が良くないときは解きやすい分野を解く
  • ある程度時間が取れる場合は計算問題を解く

分野ごとに集中して、丁寧に学びたい人向けです。

その日気分で分野を決めて勉強の計画を立てたい人向けといえるでしょう。

年度別タイプ(難易度★★☆)

(例)令和5年度の場合(ページ →)

スクロールできます
令和4年度令和3年度令和2年度
掲載順各分野1問ずつ各分野1問ずつ各分野1問ずつ
年度別タイプ

本試験と同じ出題形式で年度別の掲載になります。

このタイプは年度別に「計画20問」→「20問の解説」→「環境・設備20問」→「20問の解説」という掲載順になっているもの。

問題文を読む最中に解答が見えてしまう心配もありません。

(独学から始める人にとってはハードル高め。)

このタイプは科目単位の全体像を把握したうえで、1問目から末尾の問題まで通しての戦略を組み立てることに活用できます。

  • 確実に点の取れる問題から解く
  • 初出題の解答不可能な問題は後回し
  • 区切りの良いタイミングで計算問題を解く

本試験の出題問題の分野は毎年順番が決まっていますが、必ずしも1問目から解かなければならない理由はありません。

科目全体を通して分野ごとの優先順位など、効率よく確実に得点するための戦略を立てたい人向けといえるでしょう。

集約型タイプ(難易度★★★)

要点を集約したテキストに〇✕問題が付属して掲載されてます。(ページ →)

要点を集約したテキスト(例)〇✕問題
計画:
用語 / 寸法値のまとめ
一問一答
法規:
確認申請の建物規模の一覧表
一問一答
構造力学:
計算問題の公式一覧表
・・・・
集約型タイプ

前半で要点をインプットしたあとに、後半の〇✕問題でアウトプットする系のスタイルです。

本試験の問われる4者択一の醍醐味はありませんので、実践的な過去問とは異なるかもしれません。

ただ、このタイプの書籍はサイズがコンパクトになり持ちやすいのも利点になります。

  • 書籍のサイズがかさ張らない
  • 過去問で覚えた知識を効率よく整理できる
  • 通勤途中の電車内などすきま時間を活用できる

ある程度、過去問題を習熟された方で知識のメンテナンスをしたい人向けといえるでしょう。

一級建築士、おすすめ過去問題集6選(日建学院3選+総合資格3選)

それでは、本題となる過去問題集の紹介をしていきます。

決断までのステップ

  1. 今の自分に見合ったタイプを決める
  2. それぞれの過去問題集の性格と使い方を知る
  3. 長所も短所も知ったうえで、過去問題集を決める

夢を叶えるための大事なパートナーとなるので、しっかりと記事を読んでから決断しましょう。

問題集をタイプ別に紹介!

  • 過去問題集:分野別タイプ2選(日建学院・総合資格)
  • 過去問題集:年度別タイプ2選(日建学院・総合資格)
  • 過去問題集:集約型タイプ2選(日建学院・総合資格)

過去問題集:分野別タイプ2選(日建学院・総合資格)

【日建学院】1級建築士 分野別厳選問題 500+125

過去問題集
(引用元:amazon)
【日建学院】1級建築士 分野別厳選問題 500+125 レイアウトA
【日建学院】1級建築士 分野別厳選問題 500+125 レイアウトB

サイズと厚さにボリュームがあり、見開きとなった分かりやすいレイアウトといえるでしょう。

(左側のページに問題文 / 右側のページに解説文を掲載)

そのボリュームに反してページ内には余白があるので読みやすく、メモを書き込むことも出来ます。

解説文の内容も密度があり「テキストが要らないのでは?」と思うほど、詳しく記述されているのも特徴といえます。

分野によってはイラストや図形、一覧表などがテキストの切り抜きのように挿入されていて分かりやすい構成です。

この書籍は、”じっくり時間を掛けて、解説を読みながら丁寧に学びたい人”向けといえるでしょう。

最新版はこちら!

【総合資格】1級建築士試験 学科厳選問題集 500+125

過去問題集
(引用元:amazon)
【総合資格】1級建築士試験 学科厳選問題集 500+125 レイアウト

全体的には問題文と解説文のどちらも無駄がなく、読みやすいサイズ感に収まっているのが特徴です。

レイアウトはページ内の上下に問題文 / 解答・解説文といった配置になっているので、問題文を読む最中に答えが見えてしまいます。

カンニングするつもりはなくても答えが見えてしまうというのは抵抗がありますよね?

答えの番号が見えて気になる人は、問題集を使用するまえの準備として、番号に付箋を貼って隠しておきましょう。

この書籍のオススメは、”長い文章に抵抗があるという人”向け。

独学から始められる方は”練習用としてとりあえず一冊やってみる人”向けといえるでしょう。

最新版はこちら!

過去問題集:年度別タイプ2選(日建学院・総合資格)

【日建学院】一級建築士 過去問題集チャレンジ7

過去問題集
(引用元:amazon)
【日建学院】一級建築士 過去問題集チャレンジ7 レイアウト

サイズと厚さにボリュームがありますが、ページ内には余白もあって読みやすいです。

余白内には、自分のメモを書き込むこともできるでしょう。

解説文の情報量が多く、その分内容の密度があって詳しく記述されているのも特徴です。

見た目や感覚としては、”最も本試験に近い”といっても良いでしょう。

この書籍は、勉強をある程度された方で”本番スタイルで過去問と向き合いたい人”向けといえます。

復習するときは詳しい解説と情報量から、十分なフィードバックの成果も得られるでしょう。

最新版はこちら!

【総合資格】1級建築士試験 学科過去問スーパー7

過去問題集
(引用元:amazon)
【総合資格】1級建築士試験 学科過去問スーパー7 レイアウト

問題文・解説文ともに他に類を見ないほど内容が圧縮されています。

問題文の掲載はページ内に3問、見開きで左右のページに6問といったレイアウトなので、余白は全くありません。

過去問を解くときもページをめくる動作は少なく、問題に集中して思考する状態が長くつづきます。

この書籍は、勉強をすでに習熟された方で「過去問を次から次へと侍のように斬っていく快感を味わいたい人」向けといえるでしょう。

(ここまで来ると相当な強者です。)

また、解説文のページにはアンダーラインが引かれているので、答え合わせと”誤りの根拠の確認”をテンポよく出来ることが強みでしょう。

最新版はこちら!

過去問題集:集約型タイプ2選(日建学院・総合資格)

【日建学院】1級建築士 要点整理と項目別ポイント問題

過去問題集
(引用元:amazon)
【日建学院】1級建築士 要点整理と項目別ポイント問題 レイアウト

各分野ごとに要点ポイント / 〇✕問題 / 解答・解説の構成です。

要点をインプット→〇✕問題でアウトプット→答え合わせ、というスタイル。

照らし合わせをするに当たって交互にページをめくり返す必要があるのが少し面倒ですよね?

コピー機が使える環境があれば、要点ポイントのページだけを印刷してファイリングすることをおすすめします。

ファイリングしたものはノートになり、自分でメモを書き込むのもアリ。

〇✕問題はファイリングした要点ポイントを参照しながら解答することで、ページをめくり返す必要もなく一石二鳥といえるでしょう。

そうする場合は知識のアウトプットをするのに机のスペースが必要です。

この書籍は、要点を整理する作業を”デスク上で知識のメンテナンスをしたい人”向けといえます。

最新版はこちら!

【総合資格】1級建築士試験 学科ポイント整理と確認問題

過去問題集
(引用元:amazon)
【日建学院】1級建築士 要点整理と項目別ポイント問題 レイアウト

各分野ごとに要点ポイント / 四者択一問題 / 〇✕問題の構成になっています。

この書籍は、解答が赤文字で印字されていて、その上から「赤いマジックシート」を被せるもの。

そうすることでカモフラージュされて、赤文字を隠すことが出来きる仕掛けになっているのです。

マジックシートを抜き差しすることで、答え合わせをするのにページを切り替え、めくり返す手間が要らなくなるのは楽ですよね?

使い勝手は人により好みが分かれますが、解答するのに手を動かさないだけに、記憶を定着させるという側面では不安がつきもの。

マジックシートを使った「〇✕問題から知識のアウトプット」をするのであれば場所は取りません。

この書籍は、要点を確認する作業を”電車内などのすきま時間でやりたい人”向けといえるでしょう。

最新版はこちら!

一級建築士、おすすめ過去問題集6選(日建学院3選+総合資格3選)まとめ

まとめ

  • 分野別タイプ・・・分野ごとに丁寧に学びたい人向け
  • 年度別タイプ・・・科目全体を通しての戦略を立てたい人向け
  • 集約型タイプ・・・知識の整理・確認・メンテナンスをしたい人向け
スクロールできます
【日建学院】【総合資格】
分野別
タイプ
1級建築士
分野別厳選問題 500+125
1級建築士試験
学科厳選問題集 500+125
年度別
タイプ
1級建築士
過去問題集チャレンジ7
1級建築士試験
学科過去問スーパー7
集約型
タイプ
1級建築士
要点整理と項目別ポイント問題
1級建築士試験
学科ポイント整理と確認問題
おすすめ過去問題集6選(日建学院3選+総合資格3選)

一級建築士、おすすめ過去問題集6選 / それぞれの特徴と使い方まとめ

どっちを選ぶ?

【日建学院】【総合資格】

タイプおすすめの使い方
日建学院1級建築士
分野別厳選問題 500+125

(引用元:amazon)
分野別
★☆☆
過去問題集
分野ごとに時間を掛けて丁寧に学ぶ
日建学院1級建築士
過去問題集チャレンジ7

(引用元:amazon)
年度別
★★☆
過去問題集
本番さながらのスタイルで過去問と向き合う
日建学院1級建築士
要点整理と項目別ポイント問題

(引用元:amazon)
集約型
★★★
過去問題集
デスク上で知識のメンテナンスをする
総合資格 1級建築士試験
学科厳選問題集 500+125

(引用元:amazon)
分野別
★☆☆
過去問題集
練習用としてとりあえず一冊やってみる
総合資格 1級建築士試験
学科過去問スーパー7

(引用元:amazon)
年度別
★★☆
過去問題集
過去問を次から次へと斬っていく
総合資格1級建築士試験
学科ポイント整理と確認問題

(引用元:amazon)
集約型
★★★
過去問題集
電車内などのすきま時間の中で要点を見直す
おすすめ過去問題集6選 / それぞれの特徴と使い方まとめ

まとめ

  • 過去問題集のタイプと難易度を理解しましょう。
  • 独学の方、既受験者ともに自分に見合った過去問題集を選びましょう。
  • 問題集の特徴とレイアウトを見極めたうえで、使い方を決めましょう。

問題集の選び方や、それぞれの書籍の使い方を分かって頂けたでしょうか?

紹介した使い方はあくまでも私の主観であって、一例にすぎません。

読者の方の選ぶ視点や、どのように活かすかによって成果は変わるといえるでしょう。

この記事が、一級建築士を目指す人達のきっかけと後押しになれば幸いです。

最後まで記事を読んでいただき、本当にありがとうございます!

独学の方にオススメ!

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