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角番センパイ
(一級建築士)
私は受験歴3年を経て合格をつかみ取った一級建築士です。
学科試験には通過したものの、製図試験に2度目落ちして角番に昇格!?
そこからメンタルを鍛え上げ、角番スピリッツで合格をつかみ取りました。
(今では、こっそりブログ活動中。)
私は”夢を諦めない受験生”たちを応援します!
角番に昇格してしまった方、角落ちからの復活を目指す方に向けて「役に立つ知恵や技術」を投稿していきます。

一級建築士が見せる!エスキス・テクニック&攻略法(プランニング編)

一級建築士製図試験:プランニングテクニック

一級建築士製図試験に向けて、確実に合格をつかみ取れるエスキスとは?

「一定品質以上の合格プランが、ベルトコンベヤーのように機械的にできる仕組み」

・・これが私の出した攻略法の答えとなります。

前半戦のエスキス・テクニックでもお伝えした通り)

ここからは後半戦となるプランニング・テクニックに話を進めましょう。

プランニングを完成させることで、エスキスの攻略法は完結となります。

お願いがあります。あなたの貴重な時間をもう少しだけ、私の記事ために割いて下さい。

エスキスを機械的にまとめるための、私のプランニングをすべてお見せします。

角番流プランニングの要素を取り入れ、今年こそは合格をたぐり寄せましょう。

記事に少しでも興味のある方、悩んでいる方はブックマークの追加をお願いします!

エスキス後半戦

合格プランへ

ラストスパート

こんな人におすすめ!

  • プランがまとまらない
  • プランニングの時間を短縮したい
  • プランニング・テクニックで武装したい

合格に手が届くまで
全力で走り抜けよう!

目次

一級建築士:プランがまとまらない受験生へ

プランニングの完成度は、エスキス(前半)の仕上がりに大きく左右されます。

製図試験に合格できるかどうかは、エスキス(前半)で決まるといっても過言ではありません。

そこからさらに、プランニングの技術を磨いてエスキスの精度を高めていきましょう。

エスキスは?
宿題は済ませたのか?

先生ちょっと厳しくない?

エスキス(前半)が難しい!
・・・という方へ

  1. プランニングの記事を先に読むことで、モチベーションを上げる。
  2. モチベーションを上げておき、エスキス(前半)の記事に挑戦してみる。

・・・という取り組みも全然アリです!

プランニング編から
記事を読むのも全然OK!

初級編

一級建築士|エスキスがまとまらない受験生に贈る、(プランニングのコツ)

一級建築士|エスキスがまとまらない受験生に贈る、(プランニングの修正のコツ)

こちらもチェック!

一級建築士|エスキスがまとまらない要因とは?

この記事で紹介する
プランニングの取り扱いについて

プランニングテクニックの導入については、読者(受験生)の方の任意です。

オススメできる攻略法ではありますが、自分のやり方との調整は図ってください。

  • 考え方を深める
  • モチベーションを高める
  • プランニング改善のヒントになる

といったかたちで、プランがまとまらない受験生のお役に立っていただければ幸いです。

エスキス(前半戦)

※ここからは「前半戦により作り上げたエスキス」をもとに、プランニングを進めていきます。

一級建築士|プランニング(準備)

まず始めに「大前提」として、お伝えしたい事があります。

プランニングの背景

  • 私はこの課題の解答例を見ていない。
  • 以前に課題を実践してから1年以上が経過している。
  • 添付イラストは「課題を解きながら」作成したもの。

真剣勝負!

お分かりの通り、初見の課題とほぼ同じ条件で勝負しました。

つまり、ここで紹介するプランニングの攻略法とはどういうものか?

「私が解答例を見て作成したマニュアル的なものではない」ということです。

そのような理由から、リアリティのある解説となっております。

完成まであと少し!

通り芯の位置を印する

プランニングを開始するに当たって、エスキス用紙(右)に通り芯を書きます。

そこで、前半戦のエスキス開始のルーティーンで使用した「答案用紙Ⅱの裏面」を活用しましょう。

答案用紙Ⅱ(裏面)を活用する

【敷地寸法を印した用紙の裏面】

使ったこと覚えているかな?

あれあれ?あの紙
どこにいったかな?

答案用紙Ⅱだぞ。
落ち着いて探しなさい!

【準備するもの】

  • 答案用紙Ⅱ(裏面)
  • エスキス用紙(右)

準備OK!

通り芯の位置を印する

  1. エスキス用紙に「敷地寸法を印した用紙」を重ねる。
  2. 敷地枠の右下の角に「用紙裏面の◢ マーク」を合わせる。
  3. エスキス用紙の敷地枠に沿って、通り芯の位置をマークする。

用紙裏面の角を
敷地枠の角に合わせる

通り芯の位置を印する

  1. 敷地枠の右下の角に「用紙裏面の◢ マーク」を合わせる。
  2. 用紙裏面にマークした位置に合わせて、エスキス用紙に印をつける。
  3. 用紙を移動しながら、用紙裏面の印からエスキス用紙に印をつける。

チョンチョンと・・

通り芯の位置を印する

  1. 用紙裏面の◢ マークを断面図の角に合わせる。
  2. 切断方向が平面図と異なる場合は用紙を回転させる。
  3. 用紙裏面にマークした位置に合わせ、断面図に印をつける。

用紙を回転させる

チョンチョンと・・

スパン寸法を書き込む

準備OK!

スパン寸法のあるある

  • X:6m.7m.6m.9m.
  • Y:7m.6m.6m.6m.7m.

6?7?どっち?
こっちが6?へりあきは?

ややこしいよ・・・
スパンで迷ってしまう。

変則スパンでも大丈夫!

この方法は変則スパンでも全くブレずに対応できます。

(スパン寸法は最初が肝心!)

用紙の裏面に印を付けることで、あとは敷地の角に合わせて書き写すのみ。

この方法を覚えておくと、変則スパンも怖くはありません。

変則スパンでも
問題なく使えるよ。

作図でも活用できる!

一級建築士が教える本番に強い2時間スピード作図法(寸法の採り方)

チェックしておこう。

通り芯を並行定規で引く

【エスキス用紙を平行定規にセットする】

エスキス用紙をセットする

並行定規の出番です。

通り芯を引く

プランニングのあるある

  • 通り芯をシャーペンで引く。
  • プランの修正に消しゴムを使う。
  • 通り芯も一緒に消えてしまう。
  • 通り芯の消えた部分を引き直す。
  • その都度、作業が中断される。

通り芯は赤ボールペンを使いましょう。

一級建築士試験におすすめの製図道具12選(4色ボールペン)

通り芯を引く

X方向

  1. 通り芯「左 ⇨ 右」
  2. 平行定規1スパン下げる。
  3. 通り芯「左 ⇦ 右」
  4. 平行定規1スパン下げる。

通り芯を引く

通り芯を「左 ⇨ 右」「左 ⇦ 右」と折り返しながら、テンポよく引いていきましょう。

1スパンごとに
線を折りかえす。

通り芯を引く

X方向

  1. 通り芯「左 ⇨ 右」
  2. 平行定規1スパン下げる。
  3. 通り芯「左 ⇦ 右」
  4. 平行定規1スパン下げる。

通り芯は
この引き方が速い!

通り芯を引く

Y方向

  1. 通り芯「下 ⇧ 上」
  2. 三角定規を1スパンずらす。
  3. 通り芯「上 ⇩ 下」
  4. 三角定規を1スパンずらす。

通り芯を引く

通り芯を「下 ⇧ 上」「上 ⇩ 下」と折り返しながら、テンポよく引いていきましょう。

1スパンごとに
線を折りかえす。

通り芯を引く

Y方向

  1. 通り芯「下 ⇧ 上」
  2. 三角定規を1スパンずらす。
  3. 通り芯「上 ⇩ 下」
  4. 三角定規を1スパンずらす。

上!下!上!下!

通り芯を引く

通り芯は赤ボールペンで引きましょう。

上!下!上!下!
右!左!右!左!

通り芯を間違えたときの対処法

クリックすると開きます。

プランニングのあるある

  • 通り芯を赤ボールペンで引いた後に「位置を1マス間違えた」
  • プランニングを進めていく中で「スパンを1カ所だけズラしたい」
  • ボールペンで線を引いているため、修正しようにも「収拾がつかない」

そういう事って、ありますよね?

あちゃちゃ!
やってしまった。

修正できない。
もう、おしまいだ・・・

大げさな・・・
私は気にしない(汗)

必要ありません!

修正ペンが必要な方はこちら・・・

赤ボールペンで書いている以上、修正はできません。

「通り芯を間違えたときの対処法」として、修正ペンの使わない方法を紹介します。

ここで試しに、X方向の通り芯を1mずらしてみましょう。

通り芯の修正方法

この通り芯を直したい!
直したい直したい・・・

  1. 赤ボールペンから、黒ボールペンに切り替える。
  2. 赤い線のうえから、黒い線で「塗りつぶす」ように線を引く。

1.誤り線の上をなぞる。

線を塗りつぶす

黒で塗りつぶす

  1. 赤い線のうえから、黒い線で見えなくする。
  2. 黒ボールペンから、赤ボールペンに切り替える。

2.誤り線を見えなくする。

線を引き直す

  1. 正しい線の位置を確認する。
  2. 赤ボールペンで正しい位置に線を引き直す。

3.正しい位置に線を引き直す。

対処したあと

  • 黒い線(修正まえ)
  • 赤い線(修正の後)
  • 正規の通り芯はすべて、赤い線に統一される。

お分かり頂けましたでしょうか?

修正まえの線は残ってしまいますが、正規の通り芯は「赤い線で統一」されますよね?

プランニングする際は赤い線だけに意識を向けることで、十分対応できるでしょう。

それいいね!

立体構成を斜線で図示する

通り芯を引いたあとは、立体構成となる部分に赤ボールペンで斜線を引いていきます。

立体構成となる部分

  • 吹抜け
  • 無柱空間
  • 屋上庭園

この3点セットを
先に落とし込んでおく。

斜線を引くメリット

  • 面積表を計算するときの手掛かりになる
  • プランニングするときの手掛かりになる
  • 作図において柱を書くときの手掛かりになる

立体構成の斜線表記は、「エスキス」と「作図」のどちらにもメリットしかありません。

ひと手間いれることで作業が効率化するとともに、その精度も高まります。

立体構成OK!

1階平面図にアプローチをメモする

集中モードに入るまえに、忘れやすいものは先にメモしておきましょう。

面積表を算定して記入する

もう、おしまいです。

どうしたんだね?
プランは出来たのかね?

面積オーバーです。

なに?

500㎡超えです。

はい?

・・・

・・・

お疲れ様です・・・

帰らない!

・・・こんなことになると、目のまえが真っ暗になりますよね?

手遅れになるまえに

おしまいだ。

プランニングに入るまえにやるべき事は、「面積表を仕上げる」こと。

完成したあとに面積オーバーだと、元も子もありませんよね?

カチカチカチ・・・

面積表を書き出す

電卓を叩く

カチカチカチ・・・

面積表を書き出す

寸法を計測する

斜線で図示した位置に合わせて計測しましょう。

斜線を引くメリット

面積表を計算するときの手掛かりになる

電卓を叩く

カチカチカチ・・・

寸法を計測する

斜線で図示した位置に合わせて計測しましょう。

斜線を引くメリット

面積表を計算するときの手掛かりになる

電卓を叩く

カチカチカチ・・・

面積表の完成

プランニング開始!

一級建築士|プランニングの攻略法とテクニック

それでは、本題となるプランニングを開始します。

「エスキス前半戦」で作り上げたエスキス用紙を準備しましょう。

エスキスを準備しよう。

  1. エスキスからの落とし込み
  2. 問題用紙からの要求室の落とし込み

エスキスを準備する

エスキスからの落とし込み

エスキスから構築した平面計画(バイコマ)をそのまま書き写します。

平面計画に修正点などがある場合は、書き写しの作業と同時に反映させましょう。

ワンポイント

  1. チビコマからバイコマへ
  2. バイコマからプランニング(S=1/400図)へ
  3. プランを書き写す(展開する)タイミングで「軌道修正」ができる。

書き写すタイミングで
プランの修正もできる。

スタート!

プランニングスタート!

駐車スペース

  • サービス用×2台
  • トラックヤード
  • 車椅子使用者用×2台

建物の出入口

  • メインの出入口
  • 本館からの出入口
  • 公園からの出入口

屋外テラス

メインアプローチ

多目的展示室(無柱空間)

屋上庭園

エスキスのメモをもとに、床面積も記入していきましょう。

創作アトリエ

「屋上庭園から行き来する」という条件から、創作アトリエの位置が確定する。

大きなボリュームは隣り合わせに「並べる」ことで、残りのスペースも使いやすくなります。

機能図のメモをチェック

エスキス4.の
機能図のメモを確認しよう。

カフェとショップ

エスキスのメモをもとに、床面積も記入していきましょう。

多目的展示室のまえのホワイエ

結局、ホワイエは
ここしかないね。

通路を引く

大きなボリュームが入ることで、動線ラインも見えて来ます。

廊下を先に通す。

利用者用コア

エスキスの平面計画(バイコマ)から落とし込む。

管理用コア

エスキスの平面計画(バイコマ)から落とし込む。

コアOK!

端の空間に注目する

コアの位置に注目してみましょう。

平面の端から1スパン「内側へ置く」ことで、コアの奥に広い空間を確保できますよね?

この奥のスペースを有効活用することで、廊下が短くなり、コンパクトな部屋の間取りにもなります。

いつもコアに悩む人は
身体に刻んでおこう。

部屋を収めるための
貴重なスペースだね。

コアに悩む方にオススメ。

一級建築士|エスキスがまとまらない受験生に贈る、(コアの位置)

一級建築士|エスキスがまとまらない受験生に贈る、(プランニングのコツ)

吹抜け

合格プラン製造中・・・

要求室のプランニング

お待たせ致しました!

待ったよ!

ここからは、本格的なプランニングに入っていきます。

プランニングの下準備

ワンポイント!

フロアごとに、要求室の床面積の数値はすべて書き出す。

要チェック!

まず始めに、エスキスの前半戦で使用した「問題用紙」を用意して下さい。

問題用紙は
準備できたかな?

要求室を確認する。

問題用紙の要求室

床面積の数値を書き出す

問題用紙を見ながら平面図の余白に、「要求室の床面積の数値」を書き出していきましょう。

ワンポイント!

フロアごとに、要求室の床面積の数値はすべて書き出す。

もう一度
要チェック!

床面積の数値を書き出す

「展示関連諸室」の要求室の床面積を書き出します。

床面積を書き出す。

床面積の数値を書き出す

アトリエ関連諸室」の要求室の床面積を書き出します。

床面積を書き出す。

床面積の数値を書き出す

「共用部門」の要求室の床面積を書き出します。

床面積を書き出す。

共用部門の部屋を書き出す

各フロアのトイレ(WC)も忘れずにメモに書き足しましょう。

トイレも忘れずに。

床面積の数値を書き出す

「管理部門」の要求室の床面積を書き出します。

床面積を書き出す。

準備OK?

フロアごとに、要求室の床面積の数値はすべて書き出す。

ここからが
テクニックです。

ここから先のプランにおいては、床面積の数値を見て、部屋を置くだけの「単純作業」

建物としての機能を満たしてさえいれば、どこに何の部屋を置いても自由です。

自由!フリープランだ!

まだ始まってないぞ!

エスキス

すでに配置してある部屋の
数値にはチェックを入れておく

展示関連諸室のプランニング

展示関連諸室

展示室A・展示室B(120㎡)を入れる

展示室A・展示室B(120㎡)はバイコマからの転記になります。

床面積の数値にチェック!

展示室C(70㎡)を入れる

展示室C(70㎡)はバイコマからの転記になります。

床面積の数値にチェック!

展示室の書き出しメモにチェック

書き出しメモ

240㎡(200㎡・20㎡・20㎡)

120㎡・120㎡・70㎡・20㎡・ホワイエ・WC

  • 240㎡
    • 200㎡:多目的展示室(済)
    • 20㎡:前室+倉庫
    • 20㎡:空調機械室
  • 120㎡:展示室A ✔
  • 120㎡:展示室B ✔
  • 70㎡:展示室C ✔
  • 適宜:ホワイエ
  • 適宜:WC

書き出しメモが
プランの手助けになる。

管理部門のプランニング

ここから先は、エスキス(前半)では決めきれなかった部分です。

プランニング(1/400図)の中で、「テクニックを駆使して」まとめていきましょう。

ここからが
ショータイムだ!

管理部門

管理部門に廊下を通す

廊下の通し方

  1. コアの位置を決める
  2. コアに沿って廊下を通す
  3. 廊下の先に通用口を設ける

王道のパタンです。

管理部門のプランニング

書き出しメモ

50㎡・20㎡・20㎡・10㎡・15㎡

  • 50㎡:事務室
  • 20㎡:荷解き室
  • 20㎡:会議室
  • 10㎡:屋内ゴミ保管庫
  • 15㎡:ポンプ室

書き出しメモは
プランの役に立つ!

廊下の中央に起点をつくる

起点になる場所

  • 建物の出入口
  • 各フロアのホール
  • 廊下の交差する位置

プランを進めるうえで、起点を置いてみる。

部屋を収めるには、
自分が起点に立ってみる。

最も大きな床面積に注目する

  1. 大きな部屋を先に置く
  2. 大きな部屋に沿って廊下を通す
  3. 通した廊下に沿って部屋を置く

こちらも王道のパタン!

  • 50㎡:事務室
  • 20㎡:荷解き室
  • 20㎡:会議室
  • 10㎡:屋内ゴミ保管庫
  • 15㎡:ポンプ室

ここでは事務室(50㎡)を先に決める。

事務室の間口寸法を決める

事務室(50㎡)には受付カウンターを置くため、エントランスに面して計画する。

間口寸法はコアの幅3m、廊下の幅2mを考慮して8mに設定する。

コア幅3m、廊下の幅2m
残り2m、(計7m)

部屋の形状

  • 間口寸法(m)を決める
  • 要求室の面積(㎡)÷間口寸法(m)=奥ゆき寸法(m)

事務室の奥ゆき寸法を決める

事務室の奥ゆき寸法×間口寸法8m=50㎡より

50㎡÷8m=6.25㎡(奥ゆき寸法)となる。

間口寸法は8m!

奥ゆき寸法は6.25m!
よし、6mでいこう。

グリッド内に合わせてみる

事務室の奥ゆき寸法

50㎡÷8m=6.25㎡としたが、

スパンの奥ゆきは7mのため、通り芯より1mだけずれる。

少しばかり気持ち悪いため、とりあえず 7×8=56㎡として見る。

通り芯から1mずれる。
少しだけ気持ち悪いかも?

事務室の面積+プラスαで考える

グリッド内を含む部分の面積は、7×(6+2)=56㎡。

その一方、事務室に必要な面積は50㎡程度。

56㎡ー50㎡=6㎡の余りが生じる。

そのため、事務室(50㎡)+その他α(6㎡)により、グリッド内に収めてみる。

その他、プラスα?
6㎡は何かに使える。

お、ひらめいた!

事務室(52㎡)+トイレ(4㎡)で考える

プラスα(4㎡)として職員用トイレに充てる。

それによって、事務室は(52㎡)となる。

グリッドを含む部分の面積:6m×8m=56㎡。

事務室(52㎡)+トイレ(4㎡)=56㎡として、グリッド内に収める。

お!丁度いいね。
トイレとペアにしよう!

(事務室の面積は、執務スペースのレイアウトを考慮して少し広めにしています。)

室面積の数値にチェックする

52㎡:事務室(済)

残り:トイレ(済)

収納した部屋の数値にはチェックを入れる。

チェックしよう。

起点に注目する

  • 20㎡:荷解き室
  • 20㎡:会議室
  • 10㎡:屋内ゴミ保管庫
  • 15㎡:ポンプ室

廊下の起点から最も遠い位置に、面積の大きな部屋(会議室:18㎡)を置く。

ここでは会議室(20㎡)を先に置いてみる。

【荷解き室】

サービス駐車場からの搬入動線が要求される。

荷解き室は条件つき。

ここである問題に気づく?

注目!

このままプランを進めるまえに、床面積のメモを確認しましょう。

  • 部屋の床面積:20㎡+10㎡+15㎡=計45㎡
  • 残りのスペース:4m×7m+6m×3m=計46㎡

「要求室の床面積」と「残りのスペース」を照らし合わせるとギリギリです。

しかし、会議室へ向かうには通路が必要となるため、残りのスペースは小さくなります。

このままプランを
進めるのはまずいかも。

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

軌道修正を考える

「このままプランを進めるのはまずいかも」ということで、軌道修正をこころみる。

廊下のスペースを少なくするために、さきほどの会議室(18㎡)を手まえ(起点のほうへ)に寄せる。

どうしよう・・・

落ち着いて対処しよう。

ポンプ室を奥へねじ込む

会議室(18㎡)を手まえに寄せて、ポンプ室(18㎡)を起点から奥のスペースにねじ込みました。

奥に入れたポンプ室は”外部からのみ出入りする”という計画です。

ギリギリを攻めたぞ。

要求室の床面積を確認する

軌道修正を図ったところで、残りの床面積を確認してみる。

  • 残りの床面積:20㎡+10㎡=計30㎡
  • 残りのスペース:4m×7m=28㎡

(問題なく収まりそうです。)

  • 20㎡:荷解き室
  • 10㎡:屋内ゴミ保管庫

管理部門は
意外にも手強い。

残りの要求室をスペースに収める

管理部門の要求室が、4グリッドの中にすべて収まりましたね。

廊下も真っすぐ通せているので、上出来といえるでしょう。

収めた部屋の数値にはチェック✔を入れておきます。

こんなもの
大したことない。(汗)

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

共用部門のプランニング

プランニングを進めるうえで、共用スペースとなるエントランスを残しておく必要があります。

そのためには「動線ラインとなる位置」を避けて、部屋を計画していきましょう。

共用部門

共用部門のプランニング

書き出しメモ

120㎡・20㎡・30㎡(WC)

  • 120㎡:カフェ(済)
  • 20㎡:ショップ(済)
  • 30㎡(仮):多目的トイレ

動線ラインを考慮した位置となると、多目的トイレの場所は北西の角に決まる。

ここしかないよね。

共用部門のプランを進める

ホワイエの位置

ホワイエの条件「明るく開放的な空間とする」

この条件により、ホワイエ(適宜)を計画できる場所は限られてくる。

(多目的展示室とショップの狭間のスペース)

やっぱり
ここしか残らない。

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

1階プランは完成

アトリエ関連諸室のプランニング

ここから先はアトリエ関連諸室のプランニングに入っていきます。

アトリエ関連諸室

3階フロアの特徴

「室面積がバラバラで、なおかつ部屋数の多い」フロアです。

この構成によるプランは”まとまりにくい”ため、苦手とする人は多いですよね?

バラバラしてると
部屋がまとまらないよ。

このような「バラバラ構成」が苦手な人にお届けしましょう。

「室面積がバラバラで、なおかつ部屋数の多い」プラン専用の攻略法です。

それが知りたい!
はやく教えてくれ。

書き出しメモの床面積を確認する

書き出しメモ

150㎡・50㎡・50㎡

25㎡・25㎡・50㎡・20㎡・WC

  • 150㎡:創作アトリエ(済)
  • 50㎡:アトリエA 50㎡:アトリエB
  • 25㎡:アトリエC 25㎡:アトリエD
  • 50㎡:準備室
  • 20㎡(仮):講師控室
  • 適宜:WC

・・・とりあえず、全体を把握する。

3階フロアは
部屋の数が多いね。

スペースの広さを確認する

グリッド内のスペースを確認する。

ひとつひとつ確認してみる・・・。

カチカチカチ・・・

手が止まる(フリーズ)

「・・・・・」

う~ん。どうしよう。

・・・少し難しいですよね?

ほとんどの方はここで手が止まってしまいます。

  • 部屋の数が多くて、床面積もバラバラ。
  • 使えるスペースは、ぼんやりとして把握しづらい。

こんなときには、プランニングを始める「手掛かり」が必要です。

手掛かり?

プランニングの手掛かり

グリッド内に囲まれた面積を各グリッドに書き出してみる。

グリッド内に面積を書き込む

プランニングに入るまえに、器の大きさを知る(見える化する)必要があります。

グリッドに囲まれた面積をグリッド枠の隅に書き出してみましょう。

要チェック!

(42㎡・36㎡・36㎡・63㎡・54㎡・・・)

カチカチカチ・・・

情報の見える化をする

グリッド内に囲まれた面積を書き出すことでスペースの大きさを知る。(見える化する)

この手法はプランニングの途中に「思考がフリーズ」して、手が止まったときの対応法となります。

グリッドに面積を入れることで、手を動かす「きっかけ」となり、プランニングの手は止まりません。

変則スパンのときには
もの凄く力を発揮します。

プランニングのテクニック

  1. グリッド内の面積を書き出す。
  2. 書き出しメモの床面積の数値を確認する。
  3. 1.のグリッド面積と2.の床面積をマッチングさせる。

グリッドのスペースを確認する

グリッドのスペースを確認する。

  • 6m×6m=36㎡
  • 36㎡×2グリッド=72㎡

この2グリッド内に部屋を収めてみる。

カチカチカチ・・・

書き込みメモの床面積を確認する

書き出しメモ

150㎡・50㎡・50㎡

25㎡・25㎡・50㎡・20㎡・WC

選択した数値:25㎡+25㎡+20㎡=70㎡

グリッドの面積:72㎡

70㎡≒72㎡をマッチングさせる。

お!丁度いい部屋がある。

グリッドとマッチングさせる

書き出しメモ

  • 50㎡:アトリエA 50㎡:アトリエB
  • 25㎡:アトリエC 25㎡:アトリエD
  • 50㎡:準備室
  • 20㎡(仮):講師控室
  • 適宜:WC

3室が一度に収まる。
いいね!

3室を一度に収める

  • 25㎡:アトリエC
  • 25㎡:アトリエD
  • 20㎡(仮):講師控室

3室を2グリッド(72㎡)の中に収める。

グリッドとマッチング!

スペースを3つ割りにする

  • 25㎡:アトリエC
  • 25㎡:アトリエD
  • 20㎡(仮):講師控室

2グリッドを3つ割りにする。

72㎡÷3=24㎡、いずれも面積はクリア。

3つクリア!

床面積にチェックを入れる

書き出しメモ

  • 50㎡:アトリエA
  • 50㎡:アトリエB
  • 25㎡:アトリエC ✔
  • 25㎡:アトリエD ✔
  • 50㎡:準備室
  • 20㎡(仮):講師控室 ✔
  • 適宜:WC

チェックOK!

補足

プランニングのときには、条件指定のない部屋に「室名」を書く必要はありません。

後からプランの修正が入ることもあるので、そのたびに手間になるからです。

部屋を置くときには「床面積の数値のみ」記入するようにしましょう。

あとの修正も考えて
効率化も意識しよう。

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

プランニングの手掛かり

グリッド内に囲まれた面積を各グリッドに書き出してみる。

残りのスペースを見る

スペースの面積

  • 42㎡のグリッド
  • 63㎡のグリッド
  • 54㎡のグリッド

今の時点の考え

「42㎡のグリッドには廊下を通してトイレを置くと良い感じに収まる」と考えている。

この42㎡のスペースに
トイレを置こうかな?

お待ちなさい!

・・・このまま、突き進んではいけません。

書き出しメモの床面積を確認する

書き出しメモ

  • 150㎡・50㎡・50㎡・50㎡・WC
    • 選択した数値:50㎡+50㎡+50㎡
  • グリッドの面積:42㎡、63㎡、54㎡

あれあれ?
まずい予感がする。

グリッドの面積が足りない?

選択した数値:50㎡、50㎡、50㎡

グリッドの面積:42㎡、63㎡、54㎡

42㎡のグリッド50㎡の部屋は入りません。

ガーン!

私としたことが・・・

注目!

このままプランを進めるまえに、床面積のメモを確認しましょう。

  • 要求室の床面積:50㎡、50㎡、50㎡
  • グリッドの面積:42㎡、63㎡、54㎡

「要求室の床面積」と「グリッドの面積」を照らし合わせると45㎡グリッドでは足りません。

ということは「プランを進めるまえに対策をとる必要がある」ということが、ここで分かります。

このままプランを
進めるのはまずいかも。

対策は早めに打つ!
後回しにはしないこと。

プランの対策は早めに!

対策が遅れると、プランの修正範囲が大きくなり「手戻りの負担も増える」ことになる。

こういう事もあるさ。

軌道修正を考える

「このままプランを進めるのはまずいかも」ということで軌道修正をこころみる。

まず始めに、使える空きスペースを探すこと。

落ち着いて対処しよう。

空きスペース発見!

スペースをつくる

50㎡の入るスペースを作る。

そのため、24㎡の部屋をひとつ移動する。

部屋をひとつ
移動してみよう。

50㎡が入るスペースができる

42㎡のグリッドにスペースが足されたので、54㎡の部屋が入るようになる。

やったね♬

50㎡のスペースに部屋を入れる

54㎡のスペースに50㎡の部屋を入れる。

書き出しメモにチェックを入れる。

50㎡ ✔・50㎡・50㎡

チェック!

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

プランニングの手掛かり

グリッド内に囲まれた面積を各グリッドに書き出してみる。

残りのスペースを確認する

グリッドの面積

9m×13m=117㎡

117㎡50㎡×2室=余り:17㎡

50㎡の部屋を残り2つ入れても、17㎡のゆとりがある。

グリッドの計測は
テンプレートがおすすめ。

通路を切る

書き出しメモ

50㎡ ✔・50㎡・50㎡

「50㎡の部屋を残り2つ入れても、17㎡のゆとりがある」

ということで、このゆとりを使って通路を切る。

通路の面積:3m×6m=18㎡

通路を切る

残りスペースの確認

グリッドの面積

9m×13m=117㎡

117㎡ー廊下:18㎡=残り:99㎡

お!いい感じ♬

残りスペースを2つ割りにする

残りスペース:99㎡÷2=49.5㎡

50㎡の部屋が2つ入ることが確認できる。

ねらい通り。

部屋を入れてチェックする

50㎡の部屋を2つ入れる。

書き出しメモにチェックする。

気持ちがいいね!

アトリエの部屋は、形状にこだわる必要はありません。

室内のレイアウトにより、使いやすい間取りを後で考えましょう。

その通り!

プランの対策は早めに!

対策が遅れると、プランの修正範囲が大きくなり「手戻りの負担も増える」ことになる。

「室面積がバラバラで、なおかつ部屋数の多い」プランが収まりました。

ここからもう少し、プランの構成を整えてしていきましょう。

プランの修正をこころみる

主要な部屋はすべて収納完了。

(残りはWC:トイレのみ。)

その一方で、中央の空間が余っているため、対策を考える。

あとは利用者にとって、使いやすい空間となるように「間取りの調整」をこころみる。

部屋は収まったけど
もう少しまとめたい。

WC:トイレを置く

トイレを置く。

書き出しメモにチェック。

  • 50㎡:アトリエA ✔
  • 50㎡:アトリエB ✔
  • 25㎡:アトリエC ✔
  • 25㎡:アトリエD ✔
  • 50㎡:準備室 ✔
  • 20㎡(仮):講師控室 ✔
  • 適宜:WC

トイレOK!

廊下をモデルチェンジ

廊下をループ状に「モデルチェンジ」

(こだわってみました。)

モデルチェンジ!

おおお、機能的!
グッドアイデア!

エレベーターホールを確保する

エレベーターホールを確保する

エレベーターホールのスペースをつくる。

  • 20㎡(適宜):講師控室 ✔
  • 適宜:WC

面積指定のない「講師控室」を小さくして、スペースにゆとりをつくる。

(20㎡はあくまでも適宜。)

部屋を小さくするよ。

やめろ!やめなさい!

プランを修正する

修正

  1. 適宜の部屋を小さくする
  2. トイレの位置を移動する
  3. エレベーターホールを確保する

おおお!
広い空間ができたぞ!

やったね!
すべてが丸く収まった!

私の扱いひどくない?
タバコも吸えないよ。

残りの部屋を片付ける

書き出しメモ

240㎡(200㎡・20㎡・20㎡)

120㎡・120㎡・70㎡・20㎡・ホワイエ・WC

  • 240㎡
    • 200㎡:多目的展示室(済)
    • 20㎡:前室+倉庫
    • 20㎡:空調機械室
  • 120㎡:展示室A(済)
  • 120㎡:展示室B(済)
  • 70㎡:展示室C(済)
  • 適宜:ホワイエ(済)
  • 適宜:WC

トイレの位置も決まった。

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

プランニングのテクニック

  1. グリッド内の面積を書き出す。
  2. 書き出しメモの床面積の数値を確認する。
  3. 1.のグリッド面積と2.の床面積をマッチングさせる。

室内の間取りプランニング

主要な部屋がすべて収まったところで、プランは8割くらいまとまりました。

残り時間にもよりますが、ここまで出来ると気持ち的には楽になりますよね?

室内の間取りのプランニングは、エスキスでマーキングした問題用紙を使いましょう。

マーキングしてるよね?

間取りを確認する。

問題用紙の要求室

ここで一度、前半戦となるエスキスの読み取りをふり返りましょう。

「プランニングで計画しておくもの」としてピンクマーカーを引いたことを覚えているでしょうか?

(覚えていないですよね。)

覚えていない。

ピンクマーカーOK!

エスキスでチェックした、ピンクマーカーに注目して、室内の間取りを決めていきましょう。

プラン完成まで、あともう少しです。

ゴール地点を捉えた!

室内の間取りを決める

1階フロアのプラン

書き出しメモ

240㎡(200㎡・20㎡・20㎡)

120㎡・120㎡・70㎡・20㎡・ホワイエ・WC

  • 240㎡
    • 200㎡:多目的展示室(済)
    • 20㎡:前室+倉庫
    • 20㎡:空調機械室
  • 120㎡:展示室A(済)
  • 120㎡:展示室B(済)
  • 70㎡:展示室C(済)
  • 適宜:ホワイエ(済)
  • 適宜:WC(済)

前室、倉庫、空調機械室。

多目的展示室の間口寸法を計測する

「前室」「倉庫」「空調機械室」いずれも、多目的展示室専用の室。

多目的展示室の範囲を明確にするため、間口寸法を計測する。

間口寸法:13m。

間口寸法は13m。

部屋の形状

  • 間口寸法(m)を決める
  • 要求室の面積(㎡)÷間口寸法(m)=奥ゆき寸法(m)

多目的展示室の奥ゆき寸法を計測する

【多目的展示室】

奥ゆき寸法×間口寸法13m=200㎡以上より

200㎡÷13m=15.38㎡(奥ゆき寸法)となる。

奥ゆき15mでは面積が200㎡以下となるため、奥ゆき寸法は16mとなる。

奥ゆき寸法は16m。

多目的展示室の範囲を決める

【多目的展示室】

間口:13m×奥ゆき:16m=面積:208㎡

(200㎡以上となるのでクリア)

奥ゆき寸法:16m、OK!

残りのスペースに注目する

多目的展示室の範囲が決まったので、残りのスペースの大きさも計測できる。

間口:13m×奥ゆき:3m=面積:39㎡

  • 10㎡(適宜):前室
  • 10㎡(適宜):倉庫
  • 20㎡(適宜):空調機械室

10㎡+10㎡+20㎡=40㎡となるので、3部屋すべて収まることが確認できる。

いいじゃない♬。

残りのスペースを3つ割りにする

「前室」「倉庫」「空調機械室」いずれも、面積の指定はなく適宜となっている。

そうだっけ?

面積は適宜なので、残りのスペースを3つ割りにして3部屋を一度に収める。

気持ちいいね!

動線をチェックする

入口

ホワイエから前室を経由して展示室へ入る。

出口

展示室からホワイエを経由して共用部に出る。

施設としての機能性も十分ですよね?

いいじゃない♬×2。

書き出しメモにチェックする

  • 240㎡
    • 200㎡:多目的展示室(済)
    • 20㎡:前室+倉庫 ✔
    • 20㎡:空調機械室 ✔
  • 120㎡:展示室A(済)
  • 120㎡:展示室B(済)
  • 70㎡:展示室C(済)
  • 適宜:ホワイエ(済)
  • 適宜:WC(済)

チェック!
チェック!

プランニングのコツ

要求室の床面積の数値と、残りのスペースを見比べながらプランニングを進める。

2階フロアに移る

展示室A・B・Cに
前室・倉庫を入れる

展示室A・Bの前室と倉庫

前室と倉庫。

展示室C:前室に入れない?

あれあれ?おかしいぞ。

展示室Cを成形に使えるように前室と倉庫を配置したものの、前室から室内には入れません。

展示室Cを配置するときには、室内のレイアウトまでは考えてなかったので、仕方ないですね。

ガックシ・・・

失礼しました。

プランを修正する

前室を経由して展示室C内へ入るため、他の小さな部屋を移動します。

ここでは、前室のまえをふさいでいるトイレの位置を動かします。

トイレさん
ちょっと失礼します。

前室から室内へ入れる

問題は解決!

簡単なことだよね?

「面積が小さくて自由に動かせる」部分を修正するだけで「問題は解決」となります。

ホッとした。

書き出しメモの数値にチェック

チェック!
チェック!

創作アトリエの間取り

創作アトリエの室内に要求されている「準備室」「倉庫」を配置します。

創作アトリエの準備室・倉庫

・・・一瞬で決まりました。

準備室と倉庫。

1階フロアに移る

カフェの中に「厨房」「更衣室」「便所」の要求があるので、間取りを考えます。

カフェの面積を算出する

カフェの面積:2㎡/席×40席=80㎡

グリッドの面積:9m×13m=117㎡

残りのスペース:117㎡-80㎡=37㎡

カチカチカチ・・・

カフェで一服

一服中・・・

室内の間取りを決める

残りのスペース:37㎡

  • 厨房
  • 更衣室
  • 便所
  • 通路

これだけの物を37㎡の中に収める必要がある。

ギュウギュウ詰めだね。

搬入口を設置する

残りスペースの中に3室を収める。

忘れないうちに搬入口も付けておく。

何とか収まった。

室内の間取りが完了

設備シャフトを入れる

プランはまだ終わっていません。

ここからは設備シャフトを入れていきます。

エスキスの始めに書き込んだ「忘れ物対策のメモ」を確認しましょう。

忘れてた。

忘れ物対策のメモ

忘れ物対策のメモを
チェックリストしよう。

SADS

多目的展示室の上部が開放されているので、ダクトスペースはすでにあります。

外調機DS

管理用コアを設置しているグリッド内にまとめます。

EPS

利用者コアを設置している9mスパンに余裕があるので、そのグリッド内に収めます。

これでプランは、
ほぼ決まった感じかな?

1.5回転の階段を計画する

エスキスを確認中・・・

エスキスの階高算定

エスキスでは「階高を4.1mに設定」「階段はプラス1段」と想定していました。

しかし、天井高さ指定と天井のふところが「スレスレ」の設計です。

(このままでも、別にかまわないのですが・・・)

ブラッシュアップ!

プランに余裕があるため、階高を「4.1m→4.5m」に変更して、より良い建物を計画する。

素晴らしい!
プロ意識の高い生徒だ。

1.5回転の階段を計画

断面図の階高を「4.1m→4.5m」に変更する。

  • 階段のサイズを修正する
  • 階段の出入口をフロアごとに反転させる
  • 階段の上り線をフロアごとに反転させる

ブツブツ・・・

ひとりごと?

階高を「4.1m→4.5m」に変更

管理コアと利用者コア
1.5回転にモデルチェンジ

  • 管理コアは1.5回転の階段に変更
  • 利用者コアは6m×6mの吹抜け階段にモデルチェンジ

外調機DSを少し移動

管理コアの詳細図

断面図のFLラインの修正

修正

  1. 赤いラインの上から黒ボールペンでなぞる
  2. 赤いライン黒いラインで塗りつぶして隠す
  3. 赤いライン(階高4.5mFLライン)を引き直す

忙しい、忙しい!
1.5回転の階段は忙しい!

プランニングを修正!

完成!やったぞ!

落ち着きなさい!

プランニングは完成しましたが、テクニックはまだまだ続きます!

断面スケッチを仕上げる

ここから一気に、プランニングをたたみ掛けます。

ラストスパート!

断面図

  1. 切断線を書く。
  2. 立体構成を斜線で図示する。
  3. 断面図(平面図から転記)を仕上げる。

切断線を書く

切断位置を確認する

断面図は
多目的展示室を含む。

切断位置は「多目的展示室を含み、立体構成が分かる断面」とする。

切断線を書く

切断線を書く

切断線を書く

切断線OK!

切断線OK!

立体構成を斜線で図示する

平面図と同じ要領で、立体構成となる部分に赤ボールペンで斜線を引いていきます。

立体構成となる部分

  • 吹抜け
  • 屋上庭園
  • 無柱空間

立体構成を斜線で図示する

斜線を引くメリット

  • 作図するときの手掛かりになる
  • 断面図において梁を書くときの手掛かりになる

立体構成OK!

立体構成を斜線で図示する

スラブ下がりをメモする

客土によるスラブ下がりは、縮尺1/200の作図にも反映されるため、分かりやすくメモしておきます。

塔屋を図示する

準備OK

断面図(平面図から転記)を仕上げる

ここで要求されることは、「平面図との整合性」を確保することです。

整合性チェック!

断面図を仕上げる

切断線に定規を当てる

断面図の切断線にテンプレートを当てて、半分を隠します。

テンプレートを当てる。

切断線に定規を当てる

切断線にテンプレートを当てて見ると、平面図と断面図の位置関係が見やすくなります。

ちょっとした小技だね。

断面図スケッチ完成

プランニングを仕上げる

2階フロアに大きなスペースが余ってしまいました。

無駄に広いね・・・
どうしよう。

(想定外の結果です。)

ははは、笑うしかない。

いい加減にしろ!

スペースの用途をつくる

風除室のとなりにコインロッカーを入れるスペースを作ります。

コインロッカーを入れる

コインロッカー
忘れてた。

コンセプトルームを計画

2階フロアの余りの空間は「コンセプトルーム」として計画します。

日当たりも良く、公園が眺められるのでアピールポイントにもなるかも?

これで許してください。

もう、ええわ!

屋上庭園の客土

屋上庭園に要求されている客土も書き込んでおきましょう。

え?客土!?
そういえばあったね。

駐車スペース

駐車スペースも問題なく確保できますよね?

当たりまえ。

プランニング完成!

この段階で「ラフスケッチ」は本当に完成です。

自信のある方は、ここで見切りをつけて作図に入ってもかまいません。

(そうでない方は、もう少しお付き合い下さい。)

もう少し
お付き合い下さい。

ラフスケッチを直線で仕上げる

プランニングが完成しました。お疲れ様です。

ここから先は定規を当てて、直線で仕上げていきます。

プランを清書する目的

  • 仕上げるタイミングでプランの修正を図る。
  • 仕上げるタイミングでプランの細部を詰める。
  • 自信を持って作図に踏み切るための仕上げとなる。

合わせて覚えておこう。

  1. チビコマからバイコマへ
  2. バイコマからプランニング(S=1/400図)へ
  3. プランを書き写す(展開する)タイミングで「軌道修正」ができる。

【エスキス用紙を平行定規にセットする】

エスキス用紙をセットする

並行定規の出番ですよ!

製図モードに切り替えよう。

フリクションボールペン(青)

建物の外形線をなぞる

コアを書き込む

コアを書き込む。

出入口を書き込む

階段の矢印を書き込む

コアを仕上げる

コアを仕上げる。

フリーハンドも使う

コアを書き込む

コアを仕上げる

定規でなぞる

ひたすら定規でなぞる。

面積を書き込む

ひたすら定規でなぞる

廊下に斜線を入れる

ひたすら定規でなぞる。

屋上庭園の客土を仕上げる

ひたすら定規で仕上げる

ノンストップ!

ひたすら定規で仕上げる

プラン修正も兼ねる

ノンストップ!

ラフスケッチで省略した細やかな描写も加えて、プランの解像度を高めていきましょう。

定規を加速させる

定規を加速させる

ふう~。

ひたすら定規を加速させる

ひたすら定規を加速させる

いけいけ!
ノンストップ!

屋外施設を書き上げる

出入口はすべて書き込む

いけいけ!
ノンストップ!

廊下に斜線を入れる

ひたすら定規で仕上げる

やり切った!

平面図・仕上げ完了

断面図を仕上げる

あと少し。

スラブ下がりを図示する

室名を書き込む

断面図を仕上げる

仕上げ完了。

プランニング・仕上げ完了

最後の仕上げ

ここからが
本当のラストスパート!

ラフスケッチのうえから、直線で書き上げました。

ここまで来ると、エスキス用紙が下書き線で真っ黒になっていますよね?

消しゴムを集中的に使って、仕上げ線を残しつつ「下書き線のみ」を消すことが出来ます。

下書き線は消したいよね。

  • 消しゴムにより、下書き線は消せる。
  • 消しゴムにより、フリクションボールペンの線は消えない。

下書き線を消す

消しゴムを集中的に使って下書き線を消します。

仕上げ線まで消してしまわないように、力を加減しましょう。

(簡単に消えるものではありません。)

下書き線は消せる。

下書き線を消す

下書き線を消す

下書き線を消す

消しゴムが黒くなったときは、紙の白い部分で強くこすり落としてから、消していきましょう。

下書き線の削除・完了

プランニングの仕上げ目的

  • 仕上げるタイミングでプランの修正を図る。
  • 仕上げるタイミングでプランの細部を詰める。
  • 自信を持って作図に踏み切るための仕上げとなる。

プランニング後の最終チェック

遠足は、帰るまでが遠足。

「プランニングは、チェックまでがプランニング」

・・・ということで、最終チェックの締めに入ります。

面積表のチェック

面積表を修正する。

面積表を修正する

吹抜け階段の
吹抜け部分を引く。

面積表を修正する

カチカチカチ・・・

忘れ物対策のメモ

忘れ物対策のメモを
チェックリストにしよう。

PS

延焼ライン