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角番センパイ
(一級建築士)
私は受験歴3年を経て合格をつかみ取った一級建築士です。
学科試験には通過したものの、製図試験に2度目落ちして角番に昇格!?
そこからメンタルを鍛え上げ、角番スピリッツで合格をつかみ取りました。
(今では、こっそりブログ活動中。)
私は”夢を諦めない受験生”たちを応援します!
角番に昇格してしまった方、角落ちからの復活を目指す方に向けて「役に立つ知恵や技術」を投稿していきます。

「一級建築士を諦めない」学科試験に落ちた人へ送るメッセージ

一級建築士 学科試験 落ちた

受験生の皆さま、一級建築士学科試験お疲れ様でした。

今までの成果を十分に発揮し、完全燃焼できましたでしょうか?

「燃え尽きた身体」を引きずりながら、試験会場から資格学校(自宅)に戻って自己採点をされたかと思います。

その採点の結果を受けて、さまざまな感情を抱くこともあるでしょう。

この記事では、「学科試験に合格できなかった人」に向けてメッセージをお送り致します。

お伝えしたいこと

私自身は一級建築士の学科試験ではありませんが、挫折した経験は何度かあります。

(しかし、お伝えしたい事はたくさんあるのです。)

私は一級建築士に挑戦する以前に、国家試験に全力投球した結果、「あと1問」のところで合格を逃したことがあります。

その経験をもとに記事を作成させていただきました。

一年に一回の試験にすべてを犠牲にして懸けた日々は、あなたと変わりません。

「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」

アインシュタイン(物理学者)
目次

一級建築士、学科試験に落ちた人へ送るメッセージ

  • 「自分は負けてしまった」
  • 「こんなはずではなかった」
  • 「あれだけ必死にやったのに」

結果を受けて、合格できなかったあなたが抱く、素直な感情です。

「友人や家族、仕事仲間に結果を報告しなければならない」というのも辛いものですよね?

ここまで全力で挑戦者されたあなたに向けて、次のことをお伝えします。

このままでは終われない!

  1. 結果を受け入れる。
  2. メンタルのケアをする
  3. メンタルの立て直しをする

1.結果を受け入れる

  • すぐには結果を受け入れられない。
  • まわりの人が言う「来年また頑張ればいいじゃない」という言葉も辛い。

その気持ちを打ち消すほどの、強いメッセージをお送りします。

  • 「忘れること」は必要なこと。
  • 人生の失敗も歯車のひとつとなる。
  • 挫折した経験は貴重な財産になる。

「忘れること」は必要なこと

つらい現実を受け止めきれないのは当たりまえのこと。

ならば、今まで試験勉強のために犠牲にしてきた楽しみを「小さなこと」で満喫しましょう。

  • 温泉旅行に行く。
  • 録画していた映画を見る。
  • 軽い運動をしてストレス発散する。

頭の中を空っぽにしないと原動力は沸いてきませんよね?

心も体もリフレッシュして「忘れること」は必須なのです。

「成功とは、失敗を重ねても、やる気を失わないでいられる才能である」

ウィンストン・チャーチル(元イギリスの首相)

人生の失敗も歯車のひとつとなる

試験の結果を受けて「人生の歯車が狂ってしまった」と嘆いてはいませんか?

今年の自分にとっては確かに、不要なパーツに思えるかもしれません。

しかし、その歯車はいつか何かしらのきっかけによって、「必要なもの」だったと気づける瞬間が、必ず訪れるでしょう。

今のその経験は「大事に持っておく」ようにしてください。

「挫折したことのない人は役に立たない」

カール・ヒルティ(哲学者)

挫折した経験は貴重な財産になる

これは決して綺麗ごとではありません。

人生において成功を遂げた人ほど「挫折」も経験しているものです。

挫折は人を大きく成長させるターニングポイントである事を私自身も実感しています。

私の挫折

  • 1度目、2度目の製図試験に不合格となり挫折を味わう。
  • 悔しさをバネに死にもの狂いで取り組むことで、人に教えられるレベルまで上達する。
  • 一級建築士の試験に合格した後、その知識と経験を発信するためにブログを開設する。

仮に私が「2回目の製図試験で合格」していたとすれば、当ブログは存在してなかったでしょう。

この記事も、わたしの挫折によって生まれた「貴重な財産」なのです。

  • 「忘れること」は必要なこと。
  • 人生の失敗も歯車のひとつとなる。
  • 挫折した経験は貴重な財産になる。

2.メンタルのケアをする

  • 力を発揮できなかった。
  • ミスで点を取りこぼした。
  • あと一問で合格を逃した。

このようなトラウマに苛まれている人に向けて、メッセージをお送りします。

  • 自分を責めるのは一度だけでよい。
  • 試験に挑戦してきた自分自身にプライドを持つ。
  • トラウマは解消するのではなく、ごまかしながら向き合う。

自分を責めるのは一度だけでよい

「結果を出せなかった自分を責める」気持ちは良くわかります。

真っすぐ全力でやって来た人ほど、「悔しいものは悔しい」のです。

しかし、何度も自分を責めるまえに、顔を起こして周囲の人を冷静に見て下さい。

まわりの人で「あなたを責めている人」が一人でもいるでしょうか?

「自分を責めているのは自分だけ」という事に気づくことで、一歩前に踏み出せるのです。

「満足は努力の中にあって、結果にあるものではない」

マハトマ・ガンジー(政治家)

試験に挑戦してきた自分自身にプライドを持つ

自分が積み上げてきた努力は、自分が一番よく知っています。

自信が持てないときは、この日の為に使ってきたボロボロのテキストやノートを見返しましょう。

(私はこの瞬間に、少し涙が出そうになりました。)

勉強を始めた当初は「それだけの事をやりきる自分の姿」を想像できたでしょうか?

ボロボロのテキストやノートはあなたにとっての「自身の証」なので、取っておきましょう。

「挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ」

長嶋茂雄(元プロ野球選手、監督)

トラウマは解消するのではなく、ごまかしながら向き合う

  • 「あと1点とれば合格できたのに」
  • 「あのとき、こうしていれば良かったのに」

合格まであと一歩及ばなかった人にとっては、何度も思い返す「痛い出来事」だと思います。

朝起きるとき、仕事をしている最中、夜になって寝るときに「あのとき、こうしていれば・・」

何度もあきらめきれない感情は、なかなか抑えることは出来ませんよね?

「失敗については多くが語られてきた」「成功より面白いから」

マックス・ビアボーム(英国のエッセイスト)

後悔の感情は、そのまま受け入れて良いのです。

しかし、「あのとき、こうしていれば」と考えても仕方がないということは、自分自身がよく分かっているのではないでしょうか?

それを受け入れたあとが大事です。

諦めきれない感情を抱いたあとに、次の言葉を付け加えて下さい。

自分の感情を静める呪文

  • 考えても仕方ないし、散歩でもしよう。
  • 考えても仕方ないし、友人にメールでも送ろう。
  • 考えても仕方ないし、今日の夕飯は何食べるか考えよう。

「あのとき、こうしていれば」と考えた後に、別の行動に切り替える習慣(スイッチ)をつけること。

つまり、痛い感情を思い起こすたびに「考えても仕方ない」から、別のことに意識を向けるのです。

本質的な解決とはいえませんが、この切り替えにより自分の気持ちをごまかすことが出来ます。

「自分の気持ちが前を向ける」日までは、この心持ちでやり過ごすことにしましょう。

  • 自分を責めるのは一度だけでよい。
  • 試験に挑戦してきた自分自身にプライドを持つ。
  • トラウマは解消するのではなく、ごまかしながら向き合う。

3.メンタルの立て直しをする

結果を受け止め、自分の気持ちに整理がついたあとは「立て直し」です。

メンタルの強さとは?

  • 今を楽しめる自分になること。
  • ライバルは他人ではなく「過去の自分」にする。
  • 過去でも未来でもなく「今」と「少し先のこと」に集中する。

今を楽しめる自分になること

どん底に落ちたような心境から立ち上がることで、前の景色が見えて来ます。

来年のことを考えるまえに、とりあえず「今を楽しめる自分」を目指しましょう。

どんなに苦しい状況に立たされていても「今を楽しむこと」が、復活への糸口となるはずです。

「失敗して挫折を経験した人こそ、本当の楽観を手にできる」

オリソン・マーデン(アメリカの著述家)

ライバルは他人ではなく「過去の自分」にする

「合格した人に後れをとった気持ち」になるのも分かります。

しかし、どの世界においても「他人は他人」「自分は自分」です。

ライバルは常に「過去の自分」として、自分に必ず勝つことに拘りましょう。

「自分のことをこの世の誰とも比べてはいけない、それは自分自身を侮辱する行為だ」

ビル・ゲイツ氏(マイクロソフトの共同創設者)

過去でも未来でもなく「今」と「少し先のこと」に集中する

  • 「あのとき、こうしていれば良かった」
  • 「あの苦しい試験をまた受けなければならない」

自分を苦しめるのはいつも「過去」と「未来」ではありませんか?

何か大切なことを忘れていますよね。そう、「今」です。

まえを向くことも大切ですが、まずは「少し先」の「小さな成果」を積み重ねること。

「夢見ることができれば、それは実現できる」

ウォルト・ディズニー(エンターテイナー、実業家)
  • 今年の試験問題を1日1科目ずつ、もう一度やってみる。
  • 理解できていない部分は、講師への質問リストをつくる。
  • カリキュラムが再開するまでに、クラスの最前線に立てるように準備する。

来年のことは、来年になってから考えれば良いのです。

自己分析は、自分の気持ちが前を向いたときで良いのです。

今のやるべきことは「小さな成果」を積み重ねることだけに集中しましょう。

  • 今を楽しめる自分になること。
  • ライバルは他人ではなく「過去の自分」にする。
  • 過去でも未来でもなく「今」と「少し先のこと」に集中する。

一級建築士、学科試験に落ちた人へ送るメッセージ(まとめ)

このままでは終われない!

  1. 結果を受け入れる。
  2. メンタルのケアをする。
  3. メンタルの立て直しをする。
  • 「忘れること」は必要なこと。
  • 人生の失敗も歯車のひとつとなる。
  • 挫折した経験は貴重な財産になる。
  • 自分を責めるのは一度だけでよい。
  • 試験に挑戦してきた自分自身にプライドを持つ。
  • トラウマは解消するのではなく、ごまかしながら向き合う。
  • 今を楽しめる自分になること。
  • ライバルは他人ではなく「過去の自分」にする。
  • 過去でも未来でもなく「今」と「少し先のこと」に集中する。
  • 「来年」
  • 「リベンジ」
  • 「いつ始める?」

このような言葉を掛けられることがあるかもしれません。

ですが、一歩踏み出すタイミングを決めるのは「あなた」自身です。

あなたが「始めよう」と思ったそのときが、また夢の始まりとなるでしょう。

気分転換にオススメ

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